商工会議所は、「商工会議所法」という法律に基づいて設立された唯一の地域総合経済団体として、「その地区内における商工業の総合的な改善発達を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資すること」を目的としています。
名古屋商工会議所の活動は、業種、規模を問わず約17,000の会員企業を基盤とし、地域中小企業の支援や地域振興・街づくりを通じて「元気な名古屋」づくりに取り組んでいるほか、産業経済等、各般の問題に関する意見活動をはじめ、国際交流、 産業経済に関する調査研究、講演会、講習会等の開催、各種検定、商工相談、小規模事業指導、商事取引の仲介等、様々な産業経済問題に対処するため、多岐にわたる事業活動を展開しています。

▲名古屋商工会議所

▲異業種交流展示会「メッセナゴヤ」

▲アライアンス・パートナー発掘市

▲経営相談
名古屋商工会議所の概要
法的根拠 |
商工会議所法(昭和28年法第143号) |
設立 |
明治14年(1881年) |
所在地 |
名古屋市中区栄2-10-19 |
職員数 |
145名(男性89名、女性56名) ※2022.8.1現在 |
代表者 |
会頭 嶋尾 正(大同特殊鋼式会社 代表取締役会長) |
名商の沿革・歴史 |
名商のあゆみ ~名商の沿革と歴史~ 詳細はこちら |

経営に関するあらゆる事をサポート

▲社員教育のためのセミナーや講習会
名古屋商工会議所では、創業からM&Aまで経営全般にわたる相談(融資、法律、税務等)や、合同企業説明会等企業の将来を担う人材の確保の支援をはじめ、社員教育のための各種セミナー・講演会を開催しています。また、会員企業に対しては、スケールメリットを活かした事業として、各種共済制度や福利厚生、健康管理に関するサービスを提供しています。
さらに、会報誌やインターネットを活用して、会員企業の自社PR活動を支援するほか、経営上必要な各種証明(貿易関係証明、GS1事業者コード<JAN企業コード>等)の発行、手続代行を行っています。
モノづくり・産学連携の支援

▲企業と大学・研究機関とを結ぶ「産学連携」を促進
日本のモノづくりの拠点である名古屋。名古屋商工会議所では、中小企業のモノづくりの支援のための情報提供はもちろん、ナノテク、航空宇宙産業など当地域の発展を担う新産業の育成・振興に関係機関と連携して取り組んでいます。
また、大学・公設試験研究機関との共同研究をはじめとする「産学連携」支援のほか、技術上の問題や特許活用などモノづくりに欠かせない各種課題をサポートしています。
企業間の新たな出会いを実現

▲企業間の「出会い」の場「ビジネス交流会」
多くの事業者の共通課題である販路・連携先の開拓ニーズに応えるため事前にマッチング調整を行い、「1対1でより具体的な商談ができる機会」を提供するなど、経営・人脈の「幅」を広げるため、名古屋商工会議所のスケールメリットと広範なネットワークを活用し、企業間の "出会い" をサポートしています。
また、異業種交流展示会「メッセナゴヤ」などの展示会・イベントを開催するほか、異業種の勉強会、交流会での自己研鑽をはじめ、取引先の拡大、共同研究などを支援しています。
名古屋経済の声を地域づくりに反映・実現

▲名古屋経済界を代表して、行政に要望・提言を行なう
名古屋商工会議所は、空港・道路・港湾の整備、税制問題、中小企業対策、景気・雇用対策などの要望を取りまとめ、政府や行政機関にその要望と実現を働きかけ実現させていくという重要な役割を担っています。
新しいビジネスの拠点

名古屋商工会議所は「旧・那古野小学校校舎」をリノベーションして生まれたインキュベーション・コワーキングスペース「なごのキャンパス」にサテライトオフィスを設け、運営に参画しています。
100年以上の歴史ある小学校を引き継ぎ「次の100年を育てる学校」をコンセプトに新産業やベンチャー企業の育成を目指し、様々なイベントやセミナーを開催しています。
「なごのキャンパス」 https://nagono-campus.jp/