もともと名古屋の観光や地域振興に携わる仕事がしたいと漠然と思っていたため、名商は条件に合っていると思い興味を持つようになりました。

調べていくうちに、観光面からの支援だけでなく、企業への支援やインフラ整備など名古屋の発展のため幅広く活動していることを知り、ここで働きたいという思いが強まっていったのを覚えています。

他にも組織としての安定性や各種休暇制度の充実による働きやすさも魅力に感じ、ここで働くことを決めました。

は現在ビジネスマッチング担当として、企業同士のビジネスチャンス創出を目的に展示会や商談会などを企画・運営しています。

入所した年は例年とは状況が異なり、多くのイベントがオンライン開催へと変更になりました。リアルのイベントでは当たり前に行っていた名刺交換や商談などをWeb上でも行っていただくため、また、オンライン機器に不慣れな方やインターネット環境が整っていない方にも参加していただくため、マニュアル作成などでサポートするのが私の担当業務です。

1年目の業務の中で最も思い出に残っているのが、BUYLOCALnagoyaという飲食店支援事業です。新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続く飲食店のため急遽5月に決定した事業で、クラウドファンディングを活用した資金調達のサポートを行いました。マニュアルを作成したり、出来上がったページのチェックをしたりといった伴走型支援を行う中で、オーナーの方と直接会ってお店への思いを聞くことができ、この人たちの力になりたいと思うようになりました。

名商で働く強みの一つに、多くの企業の方と知り合うことができる点が挙げられます。直接訪問し、そこで働く人の思いを聞き、応えていけることにやりがいを感じます。また、経済・社会の状況を見てすぐにオンライン開催や対策事業が行えるように、時代やニーズに合わせて変化していけるのも名商の魅力だと思います。

職活動で何をしたらいいか分からなくなったときは個別説明会に参加することをおすすめします。

働き始めてから感じたことですが、一つの事業だけでなく複数の事業を手がけている企業は多くあります。社名だけで判断せず、詳しく話を聞いてみると驚くような話が聞けることもあります。機械工業メーカーが農業に取り組んでいたり、印刷会社が動画を制作していたり、意外なところに興味のある仕事があるかもしれません。

また、説明会では業務内容だけでなくそこで働く人や職場の雰囲気も知ることができます。そういう雰囲気が自分に合っているかどうかも、働いていく上で重要なポイントなのではと思います。

つらい日々かと思いますが、行動が実を結ぶよう心から応援しています。